EURO

URS WIESENDANGER (THE REAL ME)


Now Printing
THE REAL ME ('98)
  1. INTRO
  2. CALIFORNIA
  3. SEPARATE WAYS
  4. FOR YOU AND...
  5. NOWHERE
  6. SOMETHING SPECIAL
  7. MOVE (Interlude)
  8. PRISCA
  9. MOVE ON (Interlude)
  10. WAITING
  11. RAGGA REAL
  12. MR. JONES
  13. ANOTHER CHANCE FOR LOVE
  14. TURN DOWN THE LAMPLIGHT
  15. J & U
  16. VENTURA BLVD.
  17. BEST FRIEND
Prod. URS WIESENDANGER

Feat. WARREN WIEBE, JOHN ROBINSON,
ROBBIE BUCHANAN, WARREN HILL,
JEFF LORBER, ERIC MARIENTHAL,
JERRIE LYNNE, JEFF PESCETTO,
THIERRY CONDOR, DANIEL STERN etc...





 ANOTHER CHANCE FOR LOVE
 SEPARATE WAYS
 SOMETHING SPECIAL
 VENTURA BLVD.



『THE REAL ME』

(6666 9098032 1)



軽くするために音質を落としてますが、宜しければ音声サンプルでお試し下さい。



ずっとマネージメントと連絡が取れませんでしたが、やっと再入荷しました。 最後のご提供になると思われます。

目玉はやはりマニア泣かせの ウォーレン・ウィービー の未発表作。 (k1)



先日、突然私にコンタクトを取ってきた URS WIESENDANGERなる人物。 正直言って「君、誰やねん?」状態だったが、自己紹介ということで、 いろんなミュージシャンとの記念写真の画像ファイルを添付してきれくれた。 マイケル・センベロとか、ジェフ・ローバー、 故ウォーレン・ウィビー等々・・・
おお、凄いやんけという事でこういう仕事をしていながら フュージョンにうとい私は、 早速その手に強い若い友人に尋ねてみたところ、 確かにジェフ・ローバーのアルバムなんかに参加しているキーボード奏者ですね、 という回答。

要するに彼の用件は、私のサイトとの相互リンクをしないかというものであったが、 更にセルフ・プロデュースのソロ・アルバムを制作中という事で、 とりあえずデモを送ってもらったのだが、これが予想以上にいい感じ。 1日も早く完成作品を送ってくれ、僕はもう待ちきれないよ!という気分。

という状況なので、本当にいつ仕上がるのか細かいところまでは明確でなく、 曲順や収録曲自体も手を加えられたりしないとは言い切れないので、 レビューを書くのには少々無謀だったりするが、 とりあえず一足先に聴かせてもらった感想をば。

まずは、豪華なセッション・メン達に目を光らせてしまう。
デヴィッド・フォスターの秘蔵っ子ということで、 ソロ・アルバムなどのリリースが期待されながらも、 惜しくも他界してしまったウォーレン・ウィービーや、 ジェフ・ローバー、ロビー・ブキャナン、 ジョン・ロビンソンなどが参加しているとの事。

ロジャー・ザップ風のイントロダクションで幕を開け、 ヘヴィーなファンク・ナンバーの<CALIFORNIA> へと続くオープニングの展開が余りに今風過ぎて引っ掛かったが・・・

その後は、主にバラード系のナンバーが続き、AC路線大爆発といったところ。
スウィートなミディアム、<SEPARATE WAYS>のイントロに思わずニンマリ。
ジャネット・ドーキンスなる女性シンガーをフィーチュアしたスロウな <FOR YOU AND...>の何とも言えぬ小気味良さ。

そしてウォーレン・ウィービーの唄うバラード、 <ANOTHER CHANCE FOR LOVE>が、何と言ってもハイライト。 出色の出来のデュエット・ソングで、ウルウル物の劇的感動作品。
唯一のカヴァーである<TURN DOWN THE LAMP LIGHT> (ロッド・テンパートンのペンに寄る佳曲で、ジョージ・ベンソンの名作、 『GIVE ME THE NIGHT』に収録。)も含めて、 洗練されたサウンドのメロウなヴォーカル・ナンバーの連発なのである。

インストもムーディーなものばかりで、 ソプラノ・サックスをフィーチュアした<NOWHERE>は、 例えば夜のハイウェイを演出するのに最適な ケニーG.あたりを彷彿とさせるアーバン・スタイル。
<J & U>はジェフ・ローバーと URS のそれぞれの頭文字を取った二人がピアノとキーボードで コラボレイトするファンキーで尚且つ小洒落たインストルメンタル。

ラップ・ナンバーやファンクもインタリュードとして使われてはいるものの、 全体的には日本人好みのウェストコースト・フュージョン的 バラードがまんべんなく散りばめられたソウルフルな快作。
ジャズのスタンダードのスタイルを継承した、 小粋でムーディーなラストの<BEST FRIEND>に至るまで、 ヴァラエティーに富んだ飽きさせない音作りで、 思わぬ贈り物に心の底より感激。一聴の価値アリ!! (k1)


− お客様からの反響コーナー −


*早速聴かせていただきましたが、いやぁ、参りましたね。 1曲目こそ、どうしちゃったかな?と思いましたが、 これほど沁みるアルバムは久しぶりです。
どの曲も出来がよく、 サウンド・プロダクションのクオリティの高さにも驚かされました。 バラードはどれも素晴らしい仕上がりですが、 やはりハイライトはWarren Wiebe & Jerrie Lynneのデュエット ・ナンバー <ANOTHER CHANCE FOR LOVE>ですね。 巨体から繰り出す力強くも繊細なウォーレンのヴォーカル がもう聴けないのかと思うと残念でなりませんが、この曲は泣けました。
語学力に自信がないため歌詞の掲載がないのが残念でしたが、 タイミングさえ間違えなければ、 シングルとして全米でも売れる可能性もある名曲だと思います。 (ビッグ・ネームでなければ難しいでしょうか?)
URS WIESENDANGER がk1さんにコンタクトを取ってくれなければ、 この作品にも出会えなかったのかと思うとMr.URS WIESENDANGER とk1さんに感謝したい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
(川崎市: T.A.さん)

*何回か聴きましたが、 URS WIESENDANGERのセンスの良さが際だったアルバムだなと感じました。 AOR、R&B、フュージョン、ジャズ、ファンクなどの要素を曲ごとにうまく取り入れ、 かつスムースに仕上げていて聴いていて気持ちがいい。
ボーカル曲では、ROBBIE BUCHANAN の奏でるイントロで、 もうAORファンはOKなTRACK13がピカ1ですが、 その他のTRACK3、6、10、14、17もメロディが美しく魅力的。
インストも、TOMY GEIGERや、WARREN HILLのサックスが「歌って」いる TRACK5、8、14と曲の粒が揃っていて スムース・ジャズファンでもある私には嬉しいブレゼントといった感じ。
URS WIESENDANGERのプロデュースとソングライティングの質の高さが ゲストブレイヤーやボーカリストの魅力をうまくひきだしているからこそ、 ここまで上質でハイレベルのアルバムに仕上がったのでしょうね。 いいアルバムを手にすることができて満足しています。
(留萌市: Y.T.さん)

*ラップ、ブラコン、AOR、フュージョン(死語かな)がてんこもりで、 若いアーティストらしく、何でも取り込んでやろうといった意欲がありありと伺える内容でした。
通常、これほどバラエティに富んでいれば散漫な感じになると思うのですが、 不思議な統一感ですんなり聴き通してしまえました。 なかなか、侮れない新人(?)さんの登場です。
ヴォーカルにJEFF PESCETTOとWARREN WIEBEとくれば、 DAVID FOSTERのLIVER OF LOVEを思い出します。意識した起用なのでしょうか。 この作品でも協力しているJEFF LORBER があとウン十年若ければこんな作品を作っていたのではないでしょうか。
将来、大化けする予感がするアーティストの登場です。これからは要チェックの人ですね。
(魚津市: U.A.さん)



価格は3,500円です。(売切れ次第終了となります。)
ご興味ある方は、ご注文承ります。



お問い合わせ先は、 コチラ まで。


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