EURO

SMOOTH REUNION


Now Printing
SCANDINAVIAN BUS MENTALITY ('07)
  1. THE BELIEVERS KEY
  2. NO-JOKES CLUB
  3. DOROTTY ANAGRAM
  4. TOMMY'S TALK SHAW
  5. JOE SUPPORT
  6. SCANDINAVIAN BUS MENTALITY
Prod. JOSEF MELIN & SAMUEL ANDRE

SMOOTH REUNION is :

JOSEF MELIN : Guitars
SAMUEL ANDRE : Drums

*Great Swedish Adult Contemporary !!

Now Printing
CLEANING UP THE BUSINESS ('08)
  1. BMPD
  2. FUTURE OFFENCE
  3. WHEN YOU HIT THAT 6TH NOTE
  4. VIDEO BAND
  5. MR. MULLET
  6. A VERY SYMMETRICAL FACE
  7. CAREER THOUGHTS
  8. THE CONNECTION
  9. YOU'RE OUT OF BUSINESS
  10. DIFFICULT / DANGEROUS / BEAUTIFUL
Prod. JOSEF MELIN & SAMUEL ANDRE
Arr. JOSEF MELIN

SMOOTH REUNION is :

JOSEF MELIN : Guitars, Vocals,
          Bass, Keyboards & Harmonica
SAMUEL ANDRE : Drums, Percussion & Vocals




 THE BELIEVERS KEY
 NO-JOKES CLUB
 DOROTTY ANAGRAM
 TOMMY'S TALK SHAW
 JOE SUPPORT
 SCANDINAVIAN BUS MENTALITY



『CLEANING UP THE BUSINESS』

(ZINK MUSIC / ZMCD 006)



自主制作ながら一部のマニアから熱狂的な支持を受けた1stは既に幻の1枚と化しつつあるが、 やはり彼らの若き才能は本国でも目にとまり、新興レーベル、ZINK MUSICから2ndアルバム が陽の目を見る運びとなった事は喜ぶべき次第である。 (しかし、権利関係が本人達のコントロールから外れてしまったため、 何ヶ月も前からの交渉が全て一からやり直しになってしまい、 どうなる事かと思ったが、それが取引先のレーベルであってほっとひと安心。荷物も無事到着。)

2枚のアルバムを通して聴いてみて、彼らはスティーリー・ダンの様であって、 実はそうではないという不可思議な感覚に改めて陥った。自分達の音楽性というものを同時にしっかりと主張している。 若きミュージシャン達がデスメタルを演奏したり、あるいはR&Bに傾倒したりと独自の感性に合致する音楽スタイル を目指すが如く、ひとつのジャンルとして既に成立しているのではなかろうか。 もしその様な仮説が成立すらなら、スムース・リユニオンこそ、スティーリー・ダン・マナーの正統なる継承者の ひと組と言えよう。

前作に引き続き、「ガウチョ」の世界観を彼らの感性で新たに組み立てた<FUTURE OFFENCE>、<VIDEO BAND>、 このバンドの実質的な頭脳であるヨーゼフ・メルリンがジェイ・グレイドン張りのソロを披露する <A VERY SYMMETRICAL FACE>、ゲスト・プレイヤーのサックスをフィーチュアした<BMPD>、<CAREER THOUGHTS>など、 今回も新人とは思えないハイレベルなサウンド。

*一部、クレジットの印刷がかすれて薄く見えるような箇所がありますが、アートワーク上のデザインであって、 印刷の不良によるものではありません。(確認ズミ)(k1)


『SCANDINAVIAN BUS MENTALITY』

(SMOOTH REUNION)

突如としてSWEDENから現れた新星ユニット。 そのサウンドは正にスティーリー・ダンそのもの。 2人組の若きスタジオ・プロジェクトと称するスタイルも多分にフェイゲン&ベッカー を意識している感じ。

それこそS・ダンのフォロワーはイギリス、 北欧から日本にまで数多く存在するが、ここまで緻密なまでに計算され研究しつくされた サウンドもそうはないだろう。最初に聞いたときは「おおっ」と思わず声が漏れ、その後すぐニンマリ。 無名なれど現地のミュージシャンを適材適所に配して、ハイ・クオリティーなサウンド・スタイル を見事なまでに構築してくれている。

それこそ、バックを当時のラリー・カールトンやスティーブ・ガッド、チャック・レイニー なんかに演奏させたら『AJA』に収録させようかどうか迷っちゃいそうな <PEG>風のナンバー、<TOMMY'S TALK SHAW>、 バヴィロン・シスターズ・パート2かよ、とツッコミを入れたくなるタイトル・チューン <SCANDINAVIAN BUS MENTALITY>など、いい意味で笑ってしまう楽しい楽曲を堪能できる。 (それにしてもタイトルの「スカンジナヴィアのバスの精神状態」ってどういう意味なんだろう。 「ハイチ式結婚」くらいによく分からない作品テーマだ。)

以前、T’BELLを聴いたときも似たような衝撃を受けたが、 SWEDEN人のAOR大好きっぷりというか、マニアックぶりには頭が下がる。 自主制作なのが信じられない高水準の仕上がりであると同時に、 単なる模倣では終わらない強い個性と未来への大きな期待を感じさせてくれる1枚。(k1)


− お客様からの反響コーナー −


*「スカンジナビアのバスの精神状態」というアルバムタイトルからして意味不明な Steely Dan的アプローチですね。音的にも、もろSteely Danで、 まさに「流暢に再会」したという感じがしますが、 初期から後期に至るまで幅広く彼等のサウンドを押さえていると感じます。 ボーカルも雰囲気ありありですごくはまっています。
Steely Danのフォロワーは過去にもたくさんいましたが、 ここまでのサウンドはありませんでしたね。ジャケを見るとかなり二人とも若いです。 大したものですね!カッティングを多用したギターとさらりと裏に流れるキーボード、 コツンコツンとおかずもなく叩かれる太鼓も魅力的です。
また例えば2曲目はベストトラックの一つだと思いますが、 Steely Danとひと味違う若々しさとポップさがあり、 単なるフォロワーに終わっていないと思いますね。
4曲目も突然Larry CartonのRoom335にのってDonald Fagen が歌いますみたいな不思議だけどすごく気持ちのいい曲に驚きます。 この曲はとてもいいアクセントになっていると思います。
5曲目は、Steely Danジュニアといった若々しいボーカルが聴け、 ラストはずっぽり大人のSteely Danの世界ですね。
捨て曲のない素晴らしいアルバムで個人的には最近のベストです。 もっとたくさん曲が聴きたいし、ぜひ2枚目を早く出してもらいたいです。
しばらくこのアルバムを聴きながら時々Steely Dan を引っ張り出して聴いている自らの姿が想像できます(笑)
(愛知県: Y.H.さん)

お問い合わせ先は、 コチラ まで。


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