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THE LIMIT / BERNARD OATTES


Now Printing
THE LIMIT ('85)
  1. MIRACLES
  2. COULD THIS BE LOVE
  3. EVERYTHING ABOUT YOU
  4. LOVE ATTAXX
  5. SAY YEAH
  6. DESTINY
  7. LET ME GO
  8. CRIMES OF PASSION
Prod. & Arr.
    BERNARD OATTES & ROB VAN SCHAIK

Feat. DAVID SANBORN, GWEN GUTHRIE,
WAYNE BRATH WAITE, BARRY EASTMAN,
VERNON JEFF SMITH, BUDDY WILLIAMS,
RUSSELL BLAKE, BERNARD DAVIS etc...

* a.k.a. OATTES VAN SCHAIK

2009.11



 MIRACLES
 COULD THIS BE LOVE
 EVERYTHING ABOUT YOU
 LOVE ATTAXX
 SAY YEAH
 DESTINY
 LET ME GO

Now Printing
LOVE ATTAXX ('85)

- OATTES VAN SCHAIK -

  1. MIRACLES
  2. COULD THIS BE LOVE
  3. EVERYTHING ABOUT YOU
  4. LOVE ATTAXX
  5. SAY YEAH
  6. DESTINY
  7. LET ME GO
  8. CRIMES OF PASSION
*Nice AOR !
Prod. & Arr.
    BERNARD OATTES & ROB VAN SCHAIK

Feat. DAVID SANBORN, GWEN GUTHRIE,
WAYNE BRATH WAITE, BARRY EASTMAN,
VERNON JEFF SMITH, BUDDY WILLIAMS,
RUSSELL BLAKE, BERNARD DAVIS etc...

Now Printing
FRAME BY FRAME ('92)

- BERNARD OATTES -

  1. ON THE FAIRWAY
  2. SLIDING AWAY
  3. EARTH IS HOME
  4. WATCHING PLANES
  5. THROW YOUR FEARS TO THE WIND
  6. GO !
  7. FREEZE THIS MOMENT
  8. THE GRAND DESIGN
  9. MOONGIRL
  10. LOVE KNOWS THE WAY
  11. WHEN I GO TO SLEEP
Prod. BERNARD OATTES & ROB VAN SCHAIK

Feat. ROB VAN SCHAIK, FLOOR TUK,
CEES TEN DAM, BERT MEULEN DIJK etc...

*Limited Quantity !

Now Printing
SOUL DETECTIVE ('94)

- BERNARD OATTES -

  1. ISLAND WORLD
  2. REBEL HEART
  3. SOLD
  4. ALWAYS YOU
  5. POSITIVELY MALE
  6. STILL DREAMING OF YOU
  7. BIG BANG
  8. LOST ON EARTH
  9. WHEN WILL LOVE BEGIN
  10. COMET SKIES
  11. THE WAY OUT OF LOVE
  12. SOUL DETECTIVE
Prod. BERNARD OATTES

Feat. RICHARD ELLIOT, PETER WHITE,
JAN AKKERMAN, BERT MEULEN DIJK etc...

*Limited Quantity !

Now Printing
RULES OF MY HEART ('97)
  1. RULES OF MY HEART
  2. SOARING
  3. SANDONAYA
  4. CAJUN MOON
  5. TWILIGHT LOVE
  6. WINTER'S GONE
  7. CLOSING IN ON YOU
  8. SKIES ARE CLEARING
  9. THIS HAUNTED HEART
  10. CLOSING IN ON YOU
  11. RULES OF MY HEART
Prod. & Arr. BERNARD OATTES

Feat. PETER WHITE, EELCO OUDOLF
KEES TEN DAM, DEDRE TWIS etc...





『LOVE ATTAXX』 (『THE LIMIT』)

(EPIC / 28 3P-631)

うーむ、こりゃまたいいレコードを聴き逃がしていたなぁ、 というのが最初の感想。
友人に紹介されるまではこれまた勉強不足で落っことしていたユニット、 オーテス・ファン・シェイクは、 かのブガッティー&マスカーの対抗馬にも為り得る実力派デュオである。

オーテス・ファン・シェイクとは、 バーナード・オーテスとロブ・ファン・シェイク というオランダ出身の二人組で、 エピック傘下のポートレートと契約してこのアルバムをリリースする前は リミットという名義で活動しており、 今作と全く同じ内容の同名アルバムもリリースされている。

驚くべきは、このバーナード・オーテス、後の 92年、シン・ドロームから 『FRAME BY FRAME』でデビューするバーナード・オーツの事であった! (当時の国内盤の ADLIB 山崎氏の”気分な” ライナーノーツではこの件は一言も触れられておらず、 リアルタイムでも 85年といえば、既にAOR下火の年。 意外に知らない人もいるのではなかろうか。)
実際に今作はAORという観点ではなく、 ”ダンサブルなアルバム”とか,”オランダのホール&オーツ” といった捉え方で宣伝されている。 しかしながら、その後のオーツのAORな展開を考えると、 ソウルフルなAORアルバムとしての位置づけをした方が正解と思える。
むしろ、”オランダのデュークス(ブガッティー&マスカー)” と呼んだ方がAORファンには納得いく内容であろう。

オープニングの<MIRACLES>からクールなサウンドが展開される。 ヴァーノン・ジェフスミスのサックスによる味付けが ムーディーなダンサブル路線。

<COULD THIS BE LOVE>などは、 デュークスの<SOUL MATES>などを思い出さずにいられない、 キャッチーなナンバー。 一度聴いたら病みつきになりそうなメロディーが心くすぐる。

<EVERYTHING ABOUT YOU>は、フィリーな感覚のメロウなバラード。 こんないい曲が 85年物のアルバムに埋もれているとは、 こりゃまた儲け物といった感じ。完璧AORの王道。

<SAY YEAH>は当時、アメリカのダンス・チャートを賑わせた1曲。 サックスにデヴィッド・サンボーン、 ヴォーカルにグエン・ガスリーという豪華なフィーチャリングで、 これまたデュークスの<EXCITEMENT OF THE NEW> あたりを想起させる、ハイ・テンションなダンス・チューン。

ラストの<CRIMES OF PASSION>は印象的なリフのディスコ路線だが、 サンボーンのサックスが彩りを添えており、 無味乾燥で機械的なノリにはなっていないところがミソ。

プロデュースやアレンジも全て手掛けたこの二人の唯一のアルバム、 安物ディスコみたいな売り方をされていたとしたらあまりに哀しい。 駄作がこれまた1曲もない、完璧な1枚。 どうしても、UKのデュークスと比較してしまいたくなる。
唯一惜しむべくは、 もしこのアルバムがもう5年前に制作されていれば、 このヨーロピアンな白人達が作り上げた音は、 もっと私個人が望む形のウェストコースト・タッチで固められ、 微妙なその融合がスリリングな、 極上のブルー・アイド・ソウルに仕上がっていた様な気がしてならない。(k1)



『FRAME BY FRAME』

(CGR 1804)




やっと手に入った廃盤CD、『FRAME BY FRAME』。 ロブ・ファン・シェイクも製作に参加しており、 オーテス・ファン・シェイクの2nd的な意味合いもある好盤。
スティーリー・ダンに触発された<ON THE FAIRWAY>、<MOONGIRL>や、 爽やか路線の<WATCHING PLANES>、オーテス・ファン・シェイク時代を彷彿とさせる ユーロ・テイストなダンサブル・ポップの<LOVE KNOWS THE WAY>など、 92年のAOR復興期に突然リリースされた傑作。 当時買い逃した方は最後のチャンス。


− お客様からの反響コーナー −


*都会の夜を彩るようなクールで粋なアルバムですね。 軽いスイングリズムとジャジーな曲調のTRACK 1や7 その雰囲気をさらに強めたような8、 スティーリー・ダンを思わせる曲調の2や11など、 「フュージョン」という言葉が流行り始めたころを思い出させてくれます。
もっとも典型的なAORであるTRACK456を持ってくるあたりは AORファンの心もくすぐってくれますね。 このあたりはいかにもボビー(コールドウエル)のレーベルであるSin-dromeらしいですね。 リズムや曲調がニュージャック・スイングしている10はジャジーな雰囲気の中で インパクトが強い曲ですね。
いろいろな雰囲気や曲調があるにかからわらず、 散漫な感じになっていないのはやはりバックがクールで粋だからでしょうね。 曲もツボを押さえていているし、聴けば聴くほど味わいが出てくるアルバムだなと思います。 夜、明かりを暗くした部屋でグラス片手に聴くのに似合いそうですね。
子供には聴かせたくない大人のアルバムが1枚加わりました。 ありがとうございました。
(留萌市: Y. T.さん)

*バーナードオーツ『Soul Detective』はスムースかつソウルフル&ジャジー でとても聴きやすい作品ですね。
オープニングの<Island World>はソウルフルで力強いヴォーカルとホーン も入れたタイトなバックが一体となったナンバー。 アルバムの出だしにふさわしい力強い楽曲 ですね。静謐なピアノの音色から始まる<Rebel Heart>は、 ライトな感覚を失わずにソウルフルにしっとりと歌われるジャジーで落ち着いたナンバー。 <Always You>は個人的に最初に気に入った楽曲で、ヒューマンな手触りに溢れたバラード。 サックスの音色も素敵ですがとても高揚感を感じさせるメロディラインがとてもいいです。 <Still Dreaming Of You>と<When Will Love Begin>はポップなメロディとソウルフル なヴォーカルの絡むダンサンブルな佳曲。 スティーリー・ダンを感じさせるところがある<Big Bang>も良いですね。 <The Way Out Of Love>は後半のハイライトともいえるナンバーでジャジー でスムースな雰囲気がとても良いですネ。 メロディも凝ったところがなく、とても聴きやすいです。 ラストの<Soul Detective>は彼のヴォーカルをじっくりと味わえる名前の通りスムース でソウルフルなナンバー。
一作目と比べてもサウンド&メロディは一定以上のクオリティを軽く越えており、 彼のヴォーカルはソウルフルなAORがお好きなリスナーの方には十分アピール 出来る実力&内容だと思います。 今回も素敵なアルバムを紹介して頂きましてありがとうございました。
(新潟市: I. S.さん)

*BERNARD OATTES さっそく聴いてますが、いいですね。
先入観で、ものすごくボビー・コールドウェルしているのかと思っていたのですが、 もっとオシャれっぽい感じで、それほど黒っぽい感じもないですね。 (たま〜にありますけど。それはそれでまたよい)
(高槻市: T. A.さん)



*廃盤につき、現在は不定期入荷ですが、
『FRAME BY FRAME』、『SOUL DETECTIVE』、『RULES OF MY HEART』の
CDをご希望の方はご連絡下さい。






お問い合わせ先は、 コチラ まで。


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